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招き猫ゆかりの豪徳寺を訪ね金運招福を願掛けしてきました

奉納所の招き猫たち 金運をアップする神社の紹介
招福堂横にある奉納所の招き猫の多さにびっくり
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世田谷百景のひとつ

招き猫で有名な小田急線の豪徳寺にお参りしてきました。

曹洞宗のお寺さんで立派な門を入ると

これまた見事な松並木の参道が

あり圧倒されます。

いまどき境内に到着するまでにこれだけ

見事な参道がある寺社は少ないと思います。

 

しばらく歩いていくと背の高い山門があり

境内に入ります。

正面には巨大な狛犬と香炉がお出迎えです

 

豪徳寺境内を入って巨大な狛犬と香炉

巨大な狛犬と香炉が現れます

 

社務所でいただいた

まねきねこ(招福猫児)の由来という

まねきねこを求めた時にいただける

小さいリーフレットに書いてあるところによると

こちら豪徳寺は、昔はいたって貧しいお寺であって

雲水修行をしてようやく暮らしを立てるような

日々を送っていたようです。

その当時の和尚さんが猫好きで

自分の食事を分け与え

子供のように可愛がって育てていたのだそうです。

和尚さんが、猫に

「汝わが愛育の恩を知らば何か果報を招来せよ」と

言い聞かせたところ

とある夏の日に、

鷹狩の帰り道とおぼしき身分の高そうな武士が

門前に馬を止めて、

「寺の前を通りかかったところ、

寺の中から猫がうずくまり自分たちを

手招きしているのが見えたので不思議に思い訪ねてまいった。

しばし休憩をさせてほしい」と申し出られ

和尚が急いで奥へ招き入れたところ、急に天気が

かわり雷の鳴る夕立になってしまったのですが、

和尚はそれにも動ぜず

お茶をお出しして説法をしたところ、くだんの武士は

いたく感心して

自分は彦根藩第二代藩主・井伊直孝であると身分を明かし

後日荒れていたこの寺に多額の寄進をして

おかげで、豪徳寺は立派な伽藍をもった寺に生まれ変わったと

いうようなことが書いてありました。

この出来事をもって、猫寺とも称されていたようです。

 

後日談として、和尚はこの猫が死ぬと墓を建てて弔い、

後世には境内に招猫堂が建てられ、

猫が片手を挙げている姿をかたどった

招福猫児(まねぎねこ)が作られるようになった

ということです。

 

こうしたご縁で

豪徳寺は井伊家の菩提寺となった

といわれています。

その加護を受けいまだに

世田谷の緑の多い土地に多くの

参拝者のあるお寺としてにぎわっています。

 

もちろん

幕末に桜田門外の変で暗殺された

井伊直弼の墓所も

豪徳寺のなかにありましたので

手をあわせてまいりました。

 

井伊家の墓所は

歴代の井伊家の藩士の方々、奥方の眠って

おられるところで

かなりの広さがあります。

 

井伊家と縁の深い彦根城の

築城400年祭キャンペーンで登場した

ゆるキャラ「ひこにゃん」は

どうも、このときの猫の話がモデルになっているようです。

 

さて

立派な仏殿の横にある小さ目のお堂が

招福堂

 

家内安全・営業繁盛・心願成就に

ご利益があるとされている

招福観音をお祀りしています。

 

この招福堂の横にあるのが招き猫の奉納所。

ここにはびっくりするばかりの数のまねきねこが

奉納所の招き猫たち

招福堂横にある奉納所の招き猫の多さにびっくり

 

なんでも

招き猫に願をかけ、それが成就したあかつきには

招き猫を招福堂の横に返納すると

さらにご利益があるんだということだそうで大小さまざまの招き猫の数が

参拝者の多さを証明しているようです。

 

豪徳寺社務所では大きさの異なる招き猫を扱っていました。

 

どのようにすればいいか伺ったところ

「ちょうど、達磨さんを求めるように自分の好きなサイズのものを求め

招福観音で願掛けして

自宅に持ち帰り、大切にお飾りして願いがかなったら、

ご奉納ください」ということでしたので

ちょっと小さめのものを求めました。

 

こちらの招き猫はすべて右手を挙げたものでした。

 

一般的に招き猫の

右手が挙がっているものは金運(お金)を呼ぶ

左手はお客さん(人)を呼ぶと

言われているようです。

 

色もこちらの猫は白いものでいたってシンプル。

白は幸運を呼ぶというそうですし

赤は厄除けや病魔除け

黒は魔よけの意味があるとされているそうです。

そういえば

黒の招き猫と言えば

成田山新勝寺のものが有名です。

 

 

もっとも最近では

ピンク(恋愛招福)

青(安全招福、いや学業向上という説も)

金色(金運招福)

黄色(良縁招福・こちらこそが金運招福という説も)など

さまざまな色のものが作られるようになっているようです。

 

心願成就してまた

奉納所にお納めできることを楽しみにして持ち帰りました。

 

また、こちらの社務所では、

珍しく一年中「福銭」を扱っていました。

 

神社では年末年始のある一定期間しか

お分ちいただけないことが多いのですが

さすがは招福観音さまのお寺です。

 

もちろんさっそく求めました。

豪徳寺招福観音の福銭

豪徳寺招福観音の福銭を求めました

金運招福あれ

 

豪徳寺周辺は他にも歴史的なスポット

(世田谷城址公園・松陰神社・世田谷八幡宮等)

が多く自然の豊かな散策路でした。

 

所在地: 世田谷区豪徳寺2-24-7
(東急世田谷線宮の坂駅下車徒歩5分ほど)

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